【開催終了】第1回「東アジアの交流と文学」国際シンポジウム「『春水』手稿と日中の文学交流――周作人、冰心、濱一衛」は開催終了しました

2017年6月に中国現代文学の著名作家・冰心の『春水』自筆原稿を本学附属図書館濱文庫で発見したことを契機として、関連研究が国内外の研究者によって急速に進展しました。それを承けて2018年2月6日、新中央図書館で第1回「東アジアの交流と文学」国際シンポジウムを開催し、「『春水』手稿と日中の文学交流:周作人、冰心、濱一衛」をテーマとして討論が行われました。国内外の12名の研究者が基調講演および2つのセッションで研究発表を行ったほか、28名の研究者が寄稿した「『春水』手稿と日中の文学交流:周作人、冰心、濱一衛」国際シンポジウム論文集(全3冊、554頁)を、日本語および中国語で刊行しました。81名が参加したシンポジウム開催および論文集刊行により、中国現代文学および日中文化交流の最新の研究成果を本学から発信し、学界の注目を集めることとなりました。
また周作人・周豊一父子と濱一衛の間でかわされた書簡計15通が見つかり、さらに周作人から濱一衛に贈られた書4点が九州大学附属図書館に寄贈されました。周家と濱家のこうした貢献に対して、宮本一夫附属図書館館長より御令孫・周吉宜様と御息女・藤本康子様に感謝状が贈呈されました。その様子は、NHK福岡放送局および読売新聞等で報道されたほか、中国外交部および中国駐福岡総領事館もウェッブサイトで当日速報しました。
このように本シンポジウムは学術的成果だけでなく、国際交流・社会貢献としても多大な成果を収めることができました。本シンポジウムは本学QRプログラムの経費援助により実施しました。あわせて附属図書館には共催いただいたほか、広報室、国際部、地球社会統合科学府等事務部など学内各部署のご協力のおかげで開催できましたことに深く感謝申し上げます。

中国外交部(外務省)
http://www.mfa.gov.cn/web/zwbd_673032/gzhd_673042/t1532310.shtml

中国駐福岡総領事館
http://www.chn-consulate-fukuoka.or.jp/chn/zlgdt/t1532309.htm

九州大学トピックス
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1312