【FD開催】中国語・韓国語合同FD

中国語・韓国語合同FDを実施

今年度前期も、中国語・韓国語合同FDを以下の通りに実施しました。
活発な議論が展開され、言語教育についての思考を深める
良い機会となりました。

7月24日(月) 12:10~12:50
辻野裕紀「詩へ/から:〈読むこと〉をめぐって」

7月25日(火) 12:10~12:50
栗山雅央「中国語発音学習におけるフォニックス(phonics)の利用について」

現代中国の著名作家 冰心(謝冰心)の自筆完全原稿を発見

本研究院の中里見敬教授らの研究グループは、九州大学附属図書館濱文庫に所蔵される『春水』手稿本(原稿)について、現代中国の著名作家・冰心の自筆原稿であることを、執筆から95年後に確認しました。冰心22才のときに書かれたこの原稿は、現存する冰心手稿の中で最も早い時期の完全原稿で、中国現代文学の第一級の原資料です。

昨年公開された周作人(1885-1967、魯迅の実弟、北京大学教授)の1939年の日記に、『春水』手稿本を濱一衛(1909-1984、はま・かずえ、九大名誉教授)に贈る旨記されていたことから、濱文庫に所蔵される『春水』手稿本の由来が判明しました。また、『春水』出版時に周作人が編集を担当していたことから、この原稿が冰心による自筆原稿であることが確実になりました。本研究成果は科学研究費補助金の支援を受けたもので、2017年6月20日に北京の中国現代文学館が発行する学術誌『中国現代文学研究叢刊』2017年第6期に掲載されました。

(参考図)
(左)冰心(1920年代)
(右)冰心自筆表紙,「豈明経手」(周作人)印

第15回中国語弁論大会・第1回韓国語弁論大会で本学学生が受賞

平成28年12月10日(土)、第15回中国語弁論大会および第1回韓国語弁論大会が、福岡市姉妹都市委員会の主催、福岡市共催により福岡市役所で開催されました。

午前10時から始まった中国語弁論大会には、本学から法学部3年生1名、文学部2年生2名が参加し、福岡大学、西南学院大学の学生たちと全7名で日頃の練習の成果を競いました。

最優秀賞こそ西南学院大の4年生に譲りましたが、九大生3名は全員が受賞の栄誉に浴しました。

優秀賞 木村淳美(文学部2年)「我身边的国际交流」(私の身の回りの国際交流)
奨励賞 鶴田侑希(法学部3年)「交流从对话开始」(交流は対話から始まる)
特別賞 間柄拓也(文学部2年)「从古典中追寻“活着”的真谛」(中国古典から考える――「生きる」とは何か)

今年から新設された韓国語弁論大会は、同日午後に開催され、本学から文学部3年の金重鶴美さんが参加し、釜山広域市国際交流財団特別賞を受賞しました。

特別賞 金重鶴美(文学部3年)「한일 상호이해의 첫걸음 ~한 한국인 유학생과의 만남을 통해~」(日韓相互理解の第一歩――ある韓国人留学生との出会いを通して)

中国語弁論大会の3名の受賞者は、本学国際部の短期語学留学(CLP-C)制度により北京に派遣されたり、留学生との交流の場であるランゲージ・テーブルに参加したりして、熱心に中国語を学んできました。さらに大会前には留学生の懇切な指導を受けて、今回の受賞に至りました。

韓国語弁論大会の金重さんも、教員の熱心なすすめに応じて参加し、みごと受賞を果たしました。

来年の大会にも、多くの本学学生がチャレンジすることを期待しています。

(中里見敬)

c1写真1:審査員の質問に答える鶴田さん

c2

写真2:授賞式後の記念撮影

【公募】准教授1名(フランス語教育、フランス語圏の文化、日仏文化比較)

教員(専任)の公募について

九州大学大学院言語文化研究院では、下記の要領により教員(専任)の公募を行います。

1. 採用職名:准教授(大学院言語文化研究院国際文化共生学部門国際文化学講座)

2. 募集人員:1名

3. 専門分野:フランス語教育、フランス語圏の文化、日仏文化比較

4. 採用予定日:平成29年4 月1日

5. 提出期限:平成28年12月19日(月)日本時間17:00(必着)

詳しくは documentfrench2016

第8回外国語プレゼンテーションコンテスト

九州大学学生のクリティカル・シンキング及び 外国語コミュニケーション能力の向上を図り、
積極的な学習活動を奨励するために、 全学教育の一環として、
外国語プレゼンテーションコンテストを開催いたします。■ 実施日: 平成29年1月7日(土)13:00〜17:001
■ 発表方法: 外国語によるプレゼンテーション・暗唱等 (詳細については、各語科の世話人の教員に問い合わせること)
■ 応募対象: 九州大学の学部に在籍する1年生および2年生。 個人もしくは2,3名のグループ
■ 対象言語: ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、スペイン語、ロシア語、 日本語、英語最優秀賞・優秀賞には副賞として図書カードの進呈も予定しております。

詳細は下記のページをご確認ください。

http://bit.ly/FLPC2016

皆さんの積極的なご参加をおまちしております。

【新刊】あらゆる文士は娼婦である-19世紀フランスの出版人と作家たち-(石橋正孝・倉方健作 著)

【新刊】あらゆる文士は娼婦である-19世紀フランスの出版人と作家たち-(石橋正孝・倉方健作 著)

243681名作誕生の裏には編集者・出版者・書店あり。手練手管、権謀術策、偶然と必然──作家たちとわたりあった6人の出版人の奮闘物語

著者
石橋 正孝 著
倉方 健作 著

Natural-Link-icon2詳細情報(出版社)

本学言語文化研究院(国際文化共生学部門 国際文化学講座)の倉方健作助教による共著『あらゆる文士は娼婦である 19世紀フランスの出版人と作家たち』(白水社)が刊行されました。文学作品誕生の陰に隠れた出版人の活動を中心に据えて、19世紀後半のフランス文学史を捉え直した著作です。倉方助教は全4章中、詩人と出版社の関係に焦点を当てた第3章(ルメール書店と「パルナシアン」たち)、第4章(ヴァニエ書店とヴェルレーヌ)を執筆しています。

言語文化研究院 劉驫助教が「第3回中青年漢日対比言語学優秀成果賞・著作賞」を受賞

平成28年8月20日(土),中国延辺大学で,本学言語文化研究院(国際文化共生学部門 国際文化学講座)の劉驫(りゅう ひょう)助教が漢日対比語言学研究協作会(International Association of Chinese – Japanese Contrastive Linguistics)より,「第3回中青年漢日対比言語学優秀成果賞・著作賞」を受賞しました。この賞は,中国・日本を含む東アジア地域において日中言語に関する対照研究を進め,これから発展の期待される若手研究者(45歳以下)を表彰するものです。劉驫助教は,談話における日本語と中国語の文脈指示詞の対照研究で優秀な成果を挙げ,表彰されました。今回の受賞は,『談話空間における文脈指示』(京都大学学術出版会,2015)に対するものです。

IACJCLホームページ:http://www.iacjcl.cn/index.php

Dr. LIU Biao, Assistant Professor, Department of Multicultural Society, Faculty of Languages and Cultures, Kyushu University, was awarded the 3rd Annual Chinese – Japanese Contrastive Linguistics Outstanding Book Award for Young Researchers for his book, Anaphoric Demonstratives in the Universe of Discourse (Kyoto University Press, 2015) and attended the ceremony held at Yanbian University in China on August 20, 2016. This award is annually given to a researcher for the excellent academic achievements in the field of Chinese – Japanese contrastive linguistics in East Asia, by the International Association of Chinese – Japanese Contrastive Linguistics (IACJCL). The awardee’s book has been selected from books published and submitted to the IACJCL in the previous year by researchers who are younger than 45 years old.

 

 

IACJCL website: http://www.iacjcl.cn/index.php

【FD開催】中国語・韓国語合同FD

このたび初めての試みとして、中国語・韓国語合同FDを実施しました。これは少人数で、討論を深めることを目的とした試みであり、以下の3回連続で実施しました。
6月20日(月) 12:10~12:50
劉驫「効果的な声調指導を目指して」
6月21日(火) 12:10~12:50
辻野裕紀「あさましき言語教育観からの脱却への序章:功利性を超えて」
7月22日(金) 12:10~12:50
中里見敬「授業に「話す」を位置づけるために:タスク活動を超えた〈言語場〉を求めて」
いずれも活発な議論となり、所期の目的を十分に達成することができました。

Higuchi GM Corpusの公開

Thomas Mann: Gesammelte Werke in 13 Bänden (S. Fischer Verlag, 1974)、J. W. von Goethe: Goethes Werke in XIV Bänden (Hamburger Ausgabe) ならびにJ. W. von Goethe: Briefe (Weimarer Ausgabe, IV. Abteilung in 50 Bänden) に基づく「Higuchi GM Corpus」を、新たに大学院言語文化研究院のデータ管理のもと、公開をします。

詳しくはこちらをご参照ください。