Admission

※指導を希望する場合は必ず事前にご連絡ください。/ Please email me before you make your application.

学部生

共創学部の「ディグリープロジェクト」を希望する人へ

※2020年度(2018年入学対象)の募集は締め切りました。

私のディグリープロジェクトを受ける人は、「言語」、「言語教育」、「英語」などがテーマになる学生が対象になると思います。英語や日本語のことば(の意味)そのものを研究したい人も歓迎しますが、これまでにない新しい視点での言語研究を行いたい人も歓迎します。

「言語」は日常生活のみならず、あらゆる領域に関わってきますので、少し視点を変えれば、どのようなテーマでも接点があると思っています。例えば、「環境」がテーマの場合も、新聞やウェブ、SNSでどのように「環境」が語られているのか、またそれがどのように変化してきているか、世代によって差があるか、など、言葉を通して人々の環境に対する意識の調査をすることができます。また、地方振興に興味がある人であれば、「地方の価値」をどのように発信(=言語化)しているか(キャッチコピーや広報誌の分析)なども十分にテーマになると思います。

私の場合、言語への関心は「辞書」が出発点です。「ことば」が「ことば」でどう説明されているか、英語と日本語がどのように対応しているか、という意味への関心が原点です。学問領域としては「意味論」(フレーム意味論、認知意味論)が軸足ですが、その研究成果を「辞書」や「教科書」などへ応用することも、ライフワークとして続けていきたいと考えています。このように、言語の教育や習得に関わる、応用言語学もテーマの一つになるのではないかと思います。

ディグリープロジェクトの目標

私のディグリープロジェクトでは、「言語データの分析方法」をしっかりと身に着けてもらいたいと思っています。自分でデータを集め(コーパスの構築)、それを整理・分類し(プログラミングの技術)、客観的な手法で分析する(統計の知識)、ということができるようになると、社会に出た後も自分自身で必要に応じて言語データの分析ができるようになります。また、研究者としても、これからの言語研究には必要な知識となるのではないかと思っています。

この前提となるのは、「言語学の知識」、「プログラミングの技術」、「統計の知識」です。後の2つは、文系のように思える言語学とは距離のあるものだと思う人もいるかもしれません。しかし、言語ビッグデータが扱えるようになり、机と紙でできた旧来の分析手法(これも無論重要です)だけでは済まなくなりました。つまり、これからの新しい言語研究を行っていくにはこれらは必須だと私は考えています。

どれも一朝一夕で身につくものではありませんので、以下に挙げるような科目を、ディグリープロジェクト開始時までに履修しておくことが望ましいです。

必ず履修してほしい科目

  • 言語コミュニケーション論(エリア基礎)
  • 言語とコミュニケーションA(エリア発展)
  • 言語とコミュニケーションB(エリア発展)

できれば履修してほしい科目

  • ことばの科学(総合科目)
  • 文学・言語学入門(文系ディシプリン)
  • 議論と創造のコミュニケーションA(エリア発展)
  • 議論と創造のコミュニケーションB(エリア発展)
  • ビッグデータ処理(エリア共通)
  • Python Programing for Analysis(エリア共通)
  • データマイニングと情報可視化(高年次基幹教育)

運営方針について

基本的には週1回の「ディグリープロジェクト」の授業を軸に、適宜個別面談などを行って卒業研究を行っていきます。授業では先に述べた3つの知識(言語、プログラミング、統計)などを習得するための講義と実習を中心に、またそれぞれのテーマの途中経過報告なども行います。卒業発表は英語で行うことになっていますので、原則として授業内での発表は英語で行います。

これに加えて、週に1度は学生だけで集まる時間を作ってもらいます。その時間で各自のテーマに沿った論文や本の解題、また授業の復習や予習を行ってください。「勉強会」のような形になりますが、その運営や効率化の方法についても学んで頂ければと思っています。

「読書ログ」を必須とします。読書から得る知識は研究に大いに役に立ちますし、先行研究はアイディアの宝庫です。原則として毎週更新してほしいと思っていますが、内容は「著者」、「発行年」、「タイトル」、「出版社等書誌情報」に加えて、100〜200字程度の要約で十分です。

上の3つ(授業、勉強会、読書ログ)が私のディグリープロジェクトのいわばフレームワークになります(実施後にアップデートする可能性もあります)。これらをしっかり守って頂ければ、テーマは比較的自由に選んでもらって構いません。

選抜方針について

希望者多数の場合、一人ひとりに十分な指導ができるようにするため、選抜を行います(上限目安1学年4〜5名)。判断基準は、GPA、関連科目の履修状況、研究テーマに関するレポート(研究計画書および知識確認)、面接、およびこれまでの相談状況を総合的に判断します。

また、面接では言語学に関する基礎的な知識の確認も行うつもりですので、言語学の入門書を最低2冊程度読んでおくことを勧めます(複数の入門書を読むことで視野が広がります。自分に合う本を見つけることも勉強だと考えているので指定はしません)。ただし、みなさんが読んだ本から項目をピックアップして説明してもらおうと思っていますので、面接時に本を持参してもらう形になると思います(言語学の入門書であれば日本語英語を問わず、基本的に何でもOKです)。

3年次の4月に希望調査を行い、10月に配属先が決定されることになっています。ディグリープロジェクトを希望する学生は、必ず事前に個別相談に来てください

ディグリープロジェクトの過去のテーマ

TBA

大学院生

研究生

現在受け入れを行っていません。

修士課程

言語研究、言語教育研究のテーマであれば受け入れ可能です。ただし、私の専門は英語ですので、日本語を対象とする場合は、研究手法や研究テーマが私の指導可能な場合のみ受け入れます。この場合、博士課程での指導は難しいと思いますので、日本語テーマで博士課程へ進学を希望する場合は必ず事前にご相談ください。

受け入れの条件として、言語学の知識が十分にあること、自然言語処理(プログラミング)の基礎的な知識と技術があること、統計の基礎的な知識があることを設定します。

博士課程

言語研究、言語教育研究のテーマで、英語を対象とする場合に受け入れることができます。また、コーパス等を用いた研究手法を用いることが望ましいです。原則として修士課程(地球社会統合科学府)からの進学の学生を受け入れます。また、外部から博士課程への編入試験を受ける場合は、必ず事前にご相談ください(事前相談がない場合は原則として受け入れることはできません)。この場合、研究テーマが私の専門に近いということが重要な条件になります。

受け入れの条件として、言語学の知識が十分にあること、自然言語処理(プログラミング)の実用に足る知識と技術があること、統計の知識があることを設定します。

受け入れの可否を判定するために課題を出します。言語学や言語処理、統計の知識も必要なものになります。

入試情報の詳細はこちらのページを御覧ください。

For international students

For both master’s and doctoral courses, the following conditions are mandatory (please check carefully before you send me an email). 

  • Your research topic is in the field of English linguistics (esp. frame semantics, corpus linguistics) or English Education (I am not taking students whose research topic is Japanese linguistics / education).
  • You have sufficient knowledge of linguistics (your knowledge will be tested in the interview test).
  • You are able to conduct basic statistical analysis with R.
  • You have the ability to process linguistic data using Python (some basic tasks will be given by email to test your ability before conducting a preliminary online interview).

This is to check your knowledge and ability because the international entrance exam is without a paper test.

Please also note that I basically take doctoral course students from those who completed our master’s program with good grades. This is to provide sufficient academic guidance throughout the graduate courses (5 years at least) to make students ready for getting into the tough (but fun) academic world.