言語文化研究院長 福元圭太 1980年代から90年代前半にかけて構築された「トーマス・マン・ファイル」ならびに「ゲーテ・ファイル」、「ゲーテ書簡集ファイル」がこの秋、Higuchi GM Corpus(「樋口・ゲーテ・マン・コーパス」)として言語文化研究院が使用しているサーバ領域に移管され、改めて全世界的に公開されました。この機に、このデータベースをキーボードによる手入力という、まさに気の遠くなるような地道な作業によって完成された本学名誉教授で、本研究院(当時は「言語文化部」)の部局長でもあられた樋口忠治名誉教授をお迎えしてお話をうかがい、その歴史を振り返るとともに、コーパスの意義を再確認したいと思います。
日時:2016年10月6日(木)15:00~(16:20までに終了)
場所:比文・言文棟321会議室
プログラム:
1.Higuchi GM Corpusのご紹介(約10分) 福元研究院長
2.「テキスト・データベースの意義」(約20分) 樋口忠治名誉教授
3.Higuchi GM Corpusのデモンストレーション (約15分) 内田准教授
4.国際トーマス・マン研究におけるHiguchi GM Corpus(約20分)小黒康正人文科学研究院教授 (独文学講座)