九州大学2023年度公開講座 言語文化研究院主催
世界の新語から紐解く令和の4年間
2023年11月18日(土)~12月16日(土) 対面(九州大学伊都キャンパス)・オンライン同時開催
コロナ禍、戦争、世界的な物価高。元号が平成から令和へと変わるのとほぼ時を同じくして、世界はその在り方を大きく変えました。そして、社会と言葉は不可分であり、急激な社会の変化に伴い数多くの新語が生まれました。「三密」、「人流」、「おうち〇〇」、「ウェビナー」、「チャット型 AI」など、こうした新語はそのまま新しい時代のキーワードにもなり得ます。本講座では、本研究院所属の教員が、専門とする地域で生まれた新語を紹介しながら、それぞれの地域の激動の四年間を振り返り、展望します。
九州大学2021年度公開講座 言語文化研究院主催
ゆらぐ人間像―近現代における思想と芸術のダイナミズム
2021年11月20日(土)~12月18日(土)
19世紀から20世紀にかけて、世界は近代から現代へと大きく変貌しました。その過程で世界観や人間像は激しく動揺し、そこで生まれた問題の多くは未解決のままです。それゆえ、当時の思想や文化を振り返ることは、私たちがいま生きている日本の現代、つまり「いま・ここ」をも考える契機となるはずです。この講座では、西欧を中心に19-20世紀に人間の身体・生命・精神等のあり方に生じた変化と芸術・文学との間に生じたダイナミックな相互作用の諸相に光を当てることで、当時の文化を新たな視角からとらえなおし、「いま・ここ」を生きる私たちの「これから」を展望します。
九州大学2019年度公開講座 言語文化研究院主催
ことば研究における多面的アプローチ
2019年11月23日(土)~12月21日(土)
国際化・グローバル化が進む中、個人や社会、国家間といった様々な場面でコミュニケーション能力の重要性が高まっている。コミュニケーションというのは単なる語彙力や外国語の能力をさすのではなく、相手の意見を受け入れ自分の考えを深めていくことを意味する。コミュニケーションの基礎となる言語の真相についても多角的なアプローチによって多くの研究結果が出されており、その結果からまた新たな課題が設定され次々と研究がおこなわれている。今回の公開講座では、英語、日本語、スペイン語、韓国語など各言語の専門家およびコミュニケーション論の専門家により言語に関する研究成果を概観し、そのアプローチを解説していく。
九州大学2017年度公開講座 言語文化研究院主催 異文化理解へのアプローチ-文学・メディアを通して10月28日(土)〜11月25日(土)グローバル化が叫ばれる時代、日本でも外国人観光客が急速に増加し、至る所で外国語を耳にします。九州大学でも97カ国から来た約2500人の留学生が学んでいます。現代社会において外国との接触、そしてその「異文化理解」は私たちにとってもすでに欠かせない課題となっているのです。今回の公開講座では、英、米、フランス、中国、台湾などそれぞれの専門家により、文学やメディアといった観点から、この問題を深くかつわかりやすく解きほぐしていきます。巷に溢れる表面的な理解に止まることのない、真の国際理解を目指します。 |
2015.06.16 2015年度言文公開講座「ことばの諸相」開催のお知らせ |
2013.06.07 2013年度言文公開講座「文学と人生」開催のお知らせ |