【新刊】あらゆる文士は娼婦である-19世紀フランスの出版人と作家たち-(石橋正孝・倉方健作 著)
名作誕生の裏には編集者・出版者・書店あり。手練手管、権謀術策、偶然と必然──作家たちとわたりあった6人の出版人の奮闘物語
著者
石橋 正孝 著
倉方 健作 著
本学言語文化研究院(国際文化共生学部門 国際文化学講座)の倉方健作助教による共著『あらゆる文士は娼婦である 19世紀フランスの出版人と作家たち』(白水社)が刊行されました。文学作品誕生の陰に隠れた出版人の活動を中心に据えて、19世紀後半のフランス文学史を捉え直した著作です。倉方助教は全4章中、詩人と出版社の関係に焦点を当てた第3章(ルメール書店と「パルナシアン」たち)、第4章(ヴァニエ書店とヴェルレーヌ)を執筆しています。