平成28年12月10日(土)、第15回中国語弁論大会および第1回韓国語弁論大会が、福岡市姉妹都市委員会の主催、福岡市共催により福岡市役所で開催されました。
午前10時から始まった中国語弁論大会には、本学から法学部3年生1名、文学部2年生2名が参加し、福岡大学、西南学院大学の学生たちと全7名で日頃の練習の成果を競いました。
最優秀賞こそ西南学院大の4年生に譲りましたが、九大生3名は全員が受賞の栄誉に浴しました。
優秀賞 木村淳美(文学部2年)「我身边的国际交流」(私の身の回りの国際交流)
奨励賞 鶴田侑希(法学部3年)「交流从对话开始」(交流は対話から始まる)
特別賞 間柄拓也(文学部2年)「从古典中追寻“活着”的真谛」(中国古典から考える――「生きる」とは何か)
今年から新設された韓国語弁論大会は、同日午後に開催され、本学から文学部3年の金重鶴美さんが参加し、釜山広域市国際交流財団特別賞を受賞しました。
特別賞 金重鶴美(文学部3年)「한일 상호이해의 첫걸음 ~한 한국인 유학생과의 만남을 통해~」(日韓相互理解の第一歩――ある韓国人留学生との出会いを通して)
中国語弁論大会の3名の受賞者は、本学国際部の短期語学留学(CLP-C)制度により北京に派遣されたり、留学生との交流の場であるランゲージ・テーブルに参加したりして、熱心に中国語を学んできました。さらに大会前には留学生の懇切な指導を受けて、今回の受賞に至りました。
韓国語弁論大会の金重さんも、教員の熱心なすすめに応じて参加し、みごと受賞を果たしました。
来年の大会にも、多くの本学学生がチャレンジすることを期待しています。
(中里見敬)
写真1:審査員の質問に答える鶴田さん
写真2:授賞式後の記念撮影